24日のこたつは、原恵一監督作「百日紅」で始まりました。私は映画紹介だけして、他の準備があったので作品は見れなかったのですがお客さんには大好評。
ただ、この作品の映倫について、ちょっとハプニングが。追記です。
基本的に、いつもPGの家族向けの作品で幕を開けるこたつ映画祭。「百日紅」も日本ではPGだからイギリスでもそうだろうと思ってたんですが。なんと12a(12才以上の子供向け)だったのです。
というのもイギリスの映倫は日本よりも規制が厳しく、日本ではPGな作品が、イギリスでは年齢制限加えることもしばしば。私もネットで調べたんですが、イギリスでは12aだったことを知りました。
チャプターのカタログには12aとあり、こたつサイトにはPGと書いてある。
私のミスはいつものことなので、さっくり直してくれました。すまん。
まあ見た人みんな素晴らしい作品だったと絶賛していたので、この話はよしとして。
その次の上映「花とアリス殺人事件」も、観客に好意的に受け入れられ、おかしかった、笑った、なんてコメントをいただきました。
んで、話は「付喪神」に戻り。
貴奈さんたちの演奏が終わり、お客さんたちが出てきました。貴奈さんにどうだった〜?と聞こうとしたら、なんか興奮気味に他の音楽家と上映したアニメーションの話をしていました。
え?なに?
上映が途中できれた?
は?
全部の演奏をい鑑賞してたギャリーを見ると、にが〜い顔をしている。
えー??
事情徴収をしたところ、どうやら「付喪神」のアニメーションが途中でぶちっと切れて、画面が緑色になったんだそう。
ただ、ギャリー曰く映像の中断があった後も、貴奈さんたちの演奏はとってもよかったとか。(普通はハプニングに影響されて音楽も悪くなったりするんだけど)
じゃま、いっか。
こちらもハプニングはあったものの、お客さんの反応もよく、またぜひこのメンバーでやってほしいとの声もあり、こたつ初の音楽イベントは好意的に受け入れられました。
亡くなられたみどりさんは、貴奈さんの才能を絶賛していたので、今頃きっと喜んどってだといいな。
親切なギャリーは、自分が焼いた「付喪神」のアニメーションディスクを解析して、DVDが悪いのかチャプターの上映ミスなのか、調べると言ってくれたのですが。
そこはいやもういいよ、と私。
「何ヶ月も怒濤のようにがんばって準備を手伝ってくれたんだから、今日くらいは上映を楽しんでよ。」(建前)
「終わったイベントの心配をするよりも、もう2会場の準備に時間を費やしてほしいなぁ〜、アバリストウィスのポスターもできてないし…あと私が最近買ったパソコンの初期設定をお願いします..」(だだ漏れる本音)←ひどいね
私ももういい大人なので、本音はきっちりしまっておきました。ここに書いちゃったけどさ。
その後マーケットプレイスの片付けも終わったので、やっと上映が見れることに。「ジーニアスパーティ」を鑑賞し、本作の前に上映した芸大、多摩美の学生作品も堪能しました。
いや〜この頃の学生作品、レベル高いな〜。
「ジーニアスパーティ」も、いろんな作風の作品がもりだくさんで、アニメーションのびっくり箱のようでした。
こたつ初日最後の上映は「劇場版PSYCHO-PASS サイコパス」。映像がスタイリッシュですね。おたくな私は狡噛慎也にどきどきしちゃいました。かっこいいわ〜。
本編も終わり、エンドクレジットになりほとんどの人が席を立ったので私と貴奈さんも映画館を後にすることにしました。
ソファーでのんびりしていると、終わりまで見ていたギャリーが出てきて、
「最後、見た?」
え?途中で出ちゃったよ。
どうやらエンドロールの一番最後に、本編がちょこっとあったんだとか。
え〜知らんかった〜。もう一回見んといけんな、こりゃ。
最後の上映も無事に終わり、夜11時近く。ルイーズや貴奈さん、スタッフはみんな家に帰ったので私も帰宅することに。
六回目のこたつ、初日は無事に終わりました。次回へ続く。