Category Archives: ハンドメイド、洋裁

アップサイクルな洋裁。

暑いです。アイルランド。 なんと、前回のブログを書いた直後に真夏日になりました!現地の人も異常だとびっくり。 アイルランドに来る前に、こちらに長く住んでる日本人の方に聞いたところ、 「夏でも寒いからね〜半袖は2枚しかいらないよ、ほとんど着ないし。」 なんて言われてて持ってこなかったら、洗濯が大忙しです。でもいまさら夏服を買うのもね〜。だってこんな暑さ、どうせ続かないだろうし。イギリスに長年住んでて、半袖を着たのは2回くらいかな??  さて、前回のブログで物があまりないので作るしかない、と言いましたが、作っているのは主に服です。 今回は「リサイクル」で「アップサイクル」なスモックをご紹介したいと思います。 日本にいるときは洋裁なんて全然しなかった私。思い出すな〜。高校の家庭科の授業でミシンの針をよく折ってました。今のミシンと違って、足踏みミシンって当時の私には、糸調節が難しかったのよね。 そんな私が今あれこれ作れるのは、ジャンのおかげ。ウェールズのかぎ針教室のジャンおばあちゃんがとっても親切で、直美が生まれた後によく家に来てくれて、子供服の作り方や洋裁の基礎を好意で教えてくれたのでした。ありがとう! さて、直美がお絵かきをするようになったので、スモックを作ろうとGalwayの手芸店へ。以前からアイルランドは物価が高い、と言ってきましたが、、 なんと無地の布が、1メーター10ユーロ! はぁ〜!!! まあ、物価が高いということは、お店の店子代も高いんかもしれませんが、そうはいっても10ユーロもなんのへんてつもない布に払うのは腹が立つ… そこでふと、思い出しました。以前日本でテレビを見ていたときに、子供服のデザイナーが、自分が着なくなった大人用の服を切って子供服を作ってたのを。 ということで、代わりにチャリティーショップへ行って、3ユーロの古着のシャツを買って、それを使ってスモックを作りました。 これで十分!どうせ汚すし。 型紙は「クライ・ムキのキッズ・グッズ」から。この本はどれも使えるデザインばかりで、こっちでは売ってない巾着袋を自分用にもいくつか作りました。 ちなみに、「アップサイクル」の説明はこちら。平たく言うと、「いらない物をもっと良い物に作り替えること」。1994年に最初に使われたんだそうです。  ちょうどこのブログを書いていたときに、いつもコメントをしてくださる(さ)さんが、宮崎監督が「憲法改正」について語られた熱風7月号のことを教えてくださいました。  憲法改正はもちろん反対だけど、それよりも心に残った監督の文章はこちら。 「自国では誰も作っていないような服を平気で着て、捨てて、それがおかしいんですよ。そんなことをしていたらろくな目に遭うはずがない。日本はある時期までは、娘や息子達のために母親が着るものを縫っていたけれど、今は針と糸も知らないお母さんたちがいっぱいいる。」 私もおかしいな、と思います。お店で買う服のほとんどが日本では中国製、イギリスでは中国製、インド製、バングラディッシュ製。しかもPrimarkなどの量販店へ行けばとても安価で、素敵な服が手に入る。 スモックは売ってないから作ったけど、やはり自分で作ってみて思います。大変だよ、何かを作るのって。あんな値段で販売できるってことは、作り手は一体、いくらもらってるの? 確かに洋裁は大変だけど、同時に自分の欲しかった、お店で売ってない、世界にただ一つの服が作れた喜びもあります。服に限らず、自分で作る人が増えて欲しいなって思う、最初から完璧じゃなくてもいいし、いくつか作っていけばどんどん上手になるし。 ま、私の場合、どこまでもなんでも作りたいのは作家の業でもありますが。アニメーションを今作ってないから、何か違うものを自分の手で作りたいのだ!(苦笑) というわけで、冬まで続くアイルランド生活を乗り切るために、まだまだアップサイクル生活は続きまーす。

Posted in ハンドメイド、洋裁 | Leave a comment