これまた報告が遅くなりましたが、アバリストウィス会場でのこたつ映画祭も無事に終了しました。
今年はなんとアバリストウィス会場も2日間の開催!昨年に続き今年も上映本数が増え、こたつ映画祭はまたまたちょこっと成長することができました。
どの作品も素晴らしいのですが、今年の目玉は「未来のミライ」!!配給さんのご厚意で、なんと主都カーディフよりも先に見れるというウェールズ地方先行上映が実現できました。
私も見ましたがとてもよかったです。うちも子供が二人なので、上の子が嫉妬するのはありあり。旦那がほかのお母さん方の前でいい恰好しーなのもありあり。(笑)
これから「未来のミライ」を鑑賞!という期待いっぱいの観客。会場は自然に囲まれたアバリストウィス・アーツ・センター。なんと映画館には、4Kプロジェクターがあって、画面がむちゃくちゃきれい!羨ましいです!!!
そして、今年から観客賞というのを導入いたしました。実は前々からやったらいいかな、と思っていたのですが。(導入すると書状をデザインするのはギャリーで、ますます彼の作業量が増えるので、それも考えつつ。でも快くデザインを引き受けてくれました。)
2018年 今年の観客賞は、
Chapter 会場 岡田麿里監督作「さよならの朝に約束の花をかざろう/ Maquia: When the Promised Flower Blooms」
Aberystwyth Arts Centre 会場 細田守監督作「未来のミライ/ Mirai」
となりました。
どの作品も素晴らしかったのですが、私としては女性の作品も選ばれたことがとてもうれしいです。「さよならの朝に約束の花をかざろう」の上映後に、目を真っ赤にさせた女性が数人私の方によってきて、
「こんなに素晴らしい作品を上映してくれて、ありがとう」とお礼を言われました。その後ろに立っていた目をうるませている男性が、無言で何度もうなずいていたのも印象的でした。
まだまだ男性の監督が多い世の中、こたつではこれからも女性監督の傑作をどしどし上映したいと思います!
ちなみに、合田監督の作品群でお客さんが一番気に入りは、「モリモリ島のモーグとペロル 」でした!なんと、どーもくんやこまちゃんを抑えての1番人気。なかなかやるなーモーグとペロル!
観客賞はこれからも続けていこうと思います。
最後になりましたが、8月のブログに書いた、某助成金団体。今年初めて、助成してもらえました!イギリスで日本のアニメーションを上映する映画祭という、かなりニッチ(と思われていた)こたつが、開催から8年目にして、今年初めてイギリスの助成金団体からお金をいただけました。
今年はAnim18にも仲間入りできて、そこはからも助成してもらえ、いろいろと関わりを持てる団体が増え、そのことによってこたつ映画祭の名前をより多くの人々に知っていただけることができたと思います。
まだまだ助成金の報告書作成に追われていますが、とりあえずひと段落。
また時間を見つけて、Chapterでのこたつ映画祭の報告をしますね。
なにはともあれ、今年もスポンサーや応援してくださった方々など、皆様に大変お世話になりました。今後ともこたつ映画祭へのご支援をよろしくお願いいたします。
素敵な会場ですね。(芝生の上のカモメ(?)は本物?オブジェ?)
こんな所なら、芝生に寝っ転がっての野外上映も素敵かも!
観客賞の集計の方もお疲れさまでしたね。次回も、皆さんの期待に応える素敵な会になりますように、陰ながら応援します。
(さ)さん
コメントありがとうございます。カモメは本物です!アバリストウィスには素敵なビーチもあるんですよ。
野外は、ちょっと寒いので難しいかも。(笑)
ありがとうございます。初めての試みでしたが、どんな作品が観客賞を取るのか、なかなか興味深いです。私の予想では、どーもくんかこまちゃんかな、と思ってましたがそうじゃなかったり。来年のこたつも楽しみです。次回もよろしくお願いします!