みなさまお待たせしました、映画祭結果報告の続きです。
今年のこたつはまたまた規模を拡大、10月18日、スウォンジーにあるタリエシン・アート・センターで初巡回しました。
こちらはスウォンジー大学の中にあるアート・センター、チャプターの小さめ版のいったところ。講堂が一つあって、そこで映画上映だけでなくお芝居などの催しも開催しています。とても広い講堂で、演劇などの使用も視野に入れているので席の傾斜角度がとてもよく、映画も前の人の頭が邪魔にならずとても見やすいつくりになっています。素敵でした!
講堂が一つしかないため、ここでは「百日紅」のみの上映となりました。欲をかけばあれもこれも上映したい、っていうかもっと上映してくれ!というのが本音ですが、1作品だけでもこたつの演目から選んでいただけただけでも感謝しなければいけません。来年も巡回できるかはまだ分かりませんが、客入りもよかったので今後交渉します。
上映にはスウォンジーにお住まいの陽子さんも、お友達を誘って見に来てくださいました。ありがとうございます。
チャプターではどたばたしていて見れなかった「百日紅」、タリエシンの大画面で見ることができました。いや〜面白かった。北斎のことはもちろん知っていたのですが、病が嫌いとか目が見えない息子の話などあまり知らない人物像も描かれていてとってもよかったです。あと北斎漫画を書いているシーンがあって、美術ファンはにやりとさせられるかも。
チャプターで映画のラストまで座っていなくて2回も痛い目を見たので、今回は最後の最後まで座ってみました。(笑)
それにしても、映画が素晴らしかったのはもちろんのこと。
長年の椎名林檎さまファンの私としては、劇中に使われていた「最果てが見たい」が映画館で聞けて大興奮。
こんなイギリスの田舎(失礼)の映画館で、しかも大画面で!
なんて、なんて素晴らしい!
他のお客さんと映画を見ながら、「この地にこの映画を持って来たのは、私なんだよなぁ」と、ちょっと感動しました。普段雑務に追われ、結構忘れがちです。
ちなみに、チケット売り場で私用のチケットを求めたところ、「学生ですか?」と聞かれました…
6年やってますが、まだまだ映画祭ディレクターの貫禄は身につきません。がんばるぞ!
あみさん
僕はタリエシンの上映を見に来た一人です。映画がとても面白かったです。持ってくださってありがとうございます。来年もまた来てください :)
ロビーであみさんの姿を見て、少し日本語練習したい気がしたが、あみさん忙しそうでいきなり話しかけるのが失礼ので遠慮しました。
もう一度、こんな縁遠い場所に、この素敵な映画と共に来てくれてありがとうございます。
日本語の間違いをお許しください。
Huw さん
なんとなんと、タリエシンの上映に来て下さって、しかもこちらに日本語でコメントをくださってありがとうございます!うれしいです。
当日はお話できなくて残念、次回はぜひ遠慮せずにがんがん来て下さい!忙しいというか、いっぱいいっぱいなのはいつものことなので。(笑)
「百日紅」は素晴らしい映画でしたね。あのタリエシンの大画面で楽しんでいただけで本当によかったです。また来年機会がありましたらご連絡しますね。
ちなみに、日本語でタリエシンと言うのが正しいのでしょうか、タリエセンと言うのが正しいのでしょうかね。
あみさん
ご返事どうもありがとう。分かりました。今度は避けません。ブログで見せられる面白そうなイベントなどへ行ってみようかな。この辺に日本と関係があることがちょっと珍しいですね。
Taliesinに対して、由来はウェールズ歴史と神話の人物です。ウェールズ語をカタカナ化は複雑な問題ですがwikipediaで以前の誰かが「シ」を使いました。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%BF%E3%83%AA%E3%82%A8%E3%82%B7%E3%83%B3
数ヶ月前には黒沢監督の「乱」は上映されました。あの大きい画面で見たのはとても凄い経験でした。
Huwさん
ぜひぜひ、私もお話したいです。ほんと、ウェールズではなかなか日本のイベントもないですしね。
はは〜、Taliesinはタリエシンなんですね。教えてくださってありがとうございます。間違いを直しときました。
「乱」も上映されたんですか、タリエシン、なかなか豪華なラインナップですね。あそこは傾斜が緩やかだし、画面も大きいし、本当に素敵な映画館ですね。近くにあるのがうらやましいです。